Monthly Archives for 11月 2011

生まれ変わった新破産法と自己破産

改正された新破産法ではまずその呼び名、名称が変更されています。「破産宣告」「免責の決定」というキツク厳しいイメージのものから、「破産手続きの開始」「免責許可の決定」へとそれぞれ変わりました。 更に、これまで個別の申し立てが必要だった破産手続きと免責手続きの一本化が行われることになりました。免責が不要だと訴える債務者はいないに等しく、むしろ免責が目的の破産申請ともいえることから、一本化により迅速化が大きく進んだことになります。 これ以外にも、免責手続き中における強制執行の禁止、債務者自ら管理や処分が可能な差し押さえられることのない自由財産の拡張など、新破産法には債務者の今後の生活を保護する内容が色濃く表れています。 ■新たな人生を歩むために 免責手続き中の強制執行禁止とは、債権者のなかには免責許可が下りる前になんとか返済につながるものを回収しようとする者も出てきますが、それが禁止となることです。債務者の手元における財産も99万円までと増加し、その内容に制限はないため、価値によっては愛用品も手放さずに済むようになりました。 自己破産する人のなかには、必死に返済に努めていても、思わぬ怪我や病気で働けなくなり収入が途絶えたことからやむなく自己破産の道を選ぶというケースもあります。これまでは一度自己破産による免責を受けると、10年間は再び免責を受けることはできませんでしたが、改正された破産法では、その制限期間が7年に短縮されています。 債務者に有利に改正されたといえる新破産法ですが、二度と破産の申し立てなどすることのない、新たな人生を力強く生きるための願いが込められているといえます。

17. 11月 2011 by 2000st
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過払いと時効

■過払い金の返還請求とは 過払い金とは債権会社に払いすぎた利息のことで、過払い金返還請求をすることによって払いすぎたお金が戻ってくる可能性があります。利息制限法という法律の適正な金利を超える違法な金利で貸付をしていた債権会社は多く存在します。 利息制限法では原則として年率15~20%を超える利息は取ることができませんが、「みなし弁済」というものがあり、いくつかの条件を全て満たした場合は利息制限法を超えた利息を取ることができます。しかし「みなし弁済」の条件を満たしている債権会社をほとんどないといわれています。 利息制限法の上限を超えた利息分は本来払う必要がありません。この払い過ぎたお金について債権会社に返してもらうよう求めるのが、過払い金の返還請求です。 ■訴訟にいたる場合も 過払い金返還請求をした相手側が、交渉に応じない場合は、訴訟を起こすのもやむを得ないことになります。裁判所に提訴することで初めて相手側は、事の重大さに気づくといえるかもしれません。 それにより交渉に応じた貸金業者との間で、こちらの請求通りの和解が成立するのであれば幸いな結果で訴訟に終止符が打たれます。ですがあくまで抵抗する構えで、判決が下されるまで持ち越されるケースもあります。 弁護士などを代理人に立てた場合、手続き開始から3~4か月で返金を受け取れることが多いのに対して、個人で全てを行う場合は、それ以上の期間を要することに加え、精神力・知力ともに相当なものが必要であることは間違いないようです。

14. 11月 2011 by 2000st
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